top of page

ワイルドログコースター バンデット

コースター評価

  • 絶叫度:C​

  • 爽快度:A

  • ダメージ:B

   評価:B

ということで、よみうりランドにありますEチケットコースター、ワイルドログコースターバンデットの紹介をしていきたいと思います。

このコースターは日本が誇るコースターメーカーの「トーゴ」という会社が製造したものであり、よく「サーフコースター@八景島シーパラダイス」や「FUJIYAMA@富士急ハイランド」うぃ含めて『トーゴ三大傑作』呼ばれております。

​その中でもバンデットが優れている点。それは「爽快度」です。45°というあまりぱっとしない最大傾斜もたしかに絶叫という点ではかなり劣りますが、「恐竜コースターGAO@グリーンランド」などと同じく風を感じることのできうる非常に爽快なドロップとなっており、また何か所かあるエアータイムやロングラン、さらにはスパイスとして非常に効く登りヘリックスなど楽しい要素てんこもりのコースターとなっております。

 

またこのコースター最大の特徴として、駅舎よりも20m以上も下の場所が最下地点となっていることです。これは駅舎が20m高いとかそういうことではなく、駅舎より20mまで地面が下がっています。そのため、中盤に従来のコースターでは得られないような大ドロップを経験することができるのです。

駅舎

このコースターの駅舎は、少し高めに設置されているので階段を上ってホームへと向かいます。その階段は右から順に、通常、スムースチケット(ストップ&ゴー、スプラッシュ開催中はその列)そして出口通路となっております。出口はともかく通常とスムースは後から分けたのか、非常に幅が狭くその点が不満ですね。

​そして肝心の駅舎ですが、こちらはトーゴ機特有の出口と入口が分かれたものとなっているためかなり縦に広いです。またそのためトラブルを防ぐためか、荷物はすべて持ち込みとなっております。仮にも100km出るハイパーコースターですし、ロッカールームくらいつけた方がいいと思うのですが…

また、ホームドアがないため​原則的に車両が来てから案内になるのですが、混雑日でない2両編成の日は車両がホームに来ても、別の車両が出口部分にて止まらない限りは客を乗せません。なぜでしょうね。

コースレイアウト

スタッフさんの「ゴーゴーバンデット!」の掛け声の後、ライドはまず右に90°ほど旋回し巻き上げに入ります。

この巻き上げはたしかに遅いのですが、真下には自然あふれる谷や前には東京の大都会が見えるので飽きることなく、体感的にはすぐに頂上までついてしまいます。

​最高高度は51m。日本のコースターの中では高い部類に入りそうですね。

​​

巻き上げが終わった後、トーゴ特有のフラットゾーンがあります。ここではこの先のコース展開に心を躍らせながら静かに待ちましょう。

​緊急用のブレーキを通り越したらついに1stドロップです!ここでのドロップはたしかに傾斜はかなり緩いですが、その分風が気持ちいいのでハンズアップして全身で風を受け止めましょう。

そしてその後、かなり大きいブーメランターンへと向かいます。ここのエレメントはただただ爽快の一言に尽きます。1980年代のコースターとは思えないくらい横揺れや急な角度変化、不快なGがなく、この自然の中を突っ走ります。

​本当に楽しいコースターですね。

​そして、トップスピードで突っ切りながらバンデット最大の難所ヘリックスへと向かいます。ここでは安全ハーネスをしっかり握って耐えてください。

やはりMAXスピードでそのまま急にカーブに入るからか突入時の衝撃がすさまじく、そのまましばらく強めの+Gがかかります。

一周半くらいしてだんだんとGがよわまりパンクも緩くなった所でだんだんと余裕が出始め、二週半にて解放されます。

​ここから緩くて落差のないドロップがありますがヘリックスでの衝撃が強いためあまり記憶には残りません。

​ヘアピンカーブに突入しますが、ここでも突入では衝撃が発生しますのでしっかりハーネスを握っておいた方がよいでしょう。

​そしてからライドはブーメランターンしたをくぐり森の中へ突入します。ここからがバンデットの本番です。

まずは角度の緩いキャメルバックが1つ。角度が緩いからって侮るなかれ。ものすっごく浮きます。​下手したらハリドリより浮くのではないのでしょうか?ここもハンズアップして楽しみましょう!

​そしてその後のコースの画像がこちら。

​まずヘアピンカーブに差し掛かります。

ここでは先ほどの2つに比べれば衝撃は小さく、ハンズアップし続けることも可能ですね。

​そしてその次に…

ついに大ドロップの出現です!ここでは傾斜があんまりない代わりに風圧がものすごく、周りの景色とか言っている場合では無くなります。

また森の中から急に大落下が現れるために何も知らずに乗るとかなりびっくりするかもしれません。

ここでの最下点でのGは激しいかと思えばそうではなく、落下時とあまり変わらないほどです。これはRが大きいことも関係しているかな?

​その後はまたゆるーい角度でドロップ前より少し低い位置くらいまで行きます。

その後、急カーブに突入します。ここのカーブはカントが浅く、また突入も急であるため横G+衝撃の2パンチが乗客を襲います。

しっかりとハーネスを握りましょう。

​ここを通り越したらブロックブレーキ跡地を通り越し、また1つキャメルバックを超えます。ここでもしっかり浮くのでハンズアップを忘れずに!

最後に緩めのカーブと少しのフラット部分を経て、トーゴおなじみのホップで浮いてからブレーキングし終了となります。

​お疲れさまでした~

bottom of page